唐箕(とうみ)、大活躍!

とんちゃん

2012年11月28日 17:19

少し前に、

今年も大豆の収穫が終了し、

以降、

刈った大豆を軒下に広げて干していたのですが、

カラカラに乾いたので、

先日から、いよいよ、

脱穀を始めました。




今では、

大豆の脱穀機もあるそうなのですが、

うちには無いので、

大豆を踏んで脱穀するという、

昔ながらの方法で、進めていきます。



で、このやり方で脱穀した大豆には、

殻や、枝などが、かなり混じっているため、

それらを取り除く必要があるのですが、

そんな時は、こちらの出番!



じゃ~ん。






唐箕(とうみ)です。



風力を利用して、

中に混じる殻や茎などの軽いものを取り除く、

伝統の農機具です。



ご存知の方もいらっしゃると思うのですが、

使い方を簡単にご説明すると・・・。






今回は黒大豆なのですが、

まずは、上の投入口に入れて。



で、

オレンジ色のハンドルが見えると思うのですが、

それを回すと、中にある羽が回転し、

風が起こるので、

それを回しながら、

投入口に入れたものを少しずつ下に落とすと、

軽いもの(茎や殻など)は風により、

左手の口から外へ、

重いもの(大豆)は、

下の口から出てきます。





この唐箕、

うちでは、

豆類や、小麦などなど、

選別時、混ざっている物を取り除く時に、

大活躍!



風の力を利用して選別するという、

そのアイデア、

そして、

そんなアイデアを具体化し、

農機具として作り上げてくれた昔の方々に、

ほんと、感謝感謝です。



ちなみに、うちのこの唐箕、

いただき物なのですが、

生まれは、昭和20年代前半。



文句1つ言わず、

頑張って働いてくれています♪


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