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2010年08月24日

阿多古川へ

「とんちゃん、まだ~?」

とか、

「次、なにやるの?」

とか、

「まだ行けないよね~?」

など、

娘、朝からそわそわ。


この夏休み、

どこにも遊びに連れて行ってやれなかったので、

せめてもの償い?として、

昨晩、川遊びに行く約束を。


ということで、朝から、

もう待ちきれなくなったんでしょうね~。



ただ、

野菜を収穫し、「天竜山の市」へ出荷したり、

トマトの誘引作業など、

幾つか仕事が控えているので、

娘には悪いのですが、

全てを終えてから、

ということに。


お昼ごはんを食べてから、

出発となりました。




向かった先は、

娘の通う小学校のすぐ脇を流れる、

阿多古川。


平成の名水百選にも選ばれた、

きれいな川です。


10分ほどで、到着!



で、川につくなり、

水の中へ。


私は、簡単な仕掛けを作って、

ハヤ釣りを楽しんだのですが、

そんなのお構い無しに、

目の前を、バシャバシャ。


が、そんな状況でも、

阿多古の小魚たちは、

竿をふるわせてくれました。




また、途中、

向こう岸まで行くことを躊躇していた娘でしたが、

何回かのチャレンジの後、

勝利の?、バンザイ!




いつも見慣れている川なので、

新鮮味はなかったかもしれませんが、

それでも、

夕方日が暮れるまで、

甲羅干しをしたり、

また川に入ったりと、

夏の日の午後を、

思う存分、

満喫したようです。



で、家についてから、

しばらくして、

「やけに静かだな~」なんて思ったら、

座布団の上、

もうすでに、夢の中・・・。



目いっぱい遊んで、

目いっぱい食べて、

目いっぱい眠って。


やっぱり、子供はこうでなくっちゃ、ね~。

  


Posted by とんちゃん at 21:15Comments(0)たまには?遊びも・・・

2010年08月08日

“精”の宿る・・・

最近、

夕方から夜にかけて、

ザーっと降ってくれるので、

私たち農園の野菜たち、

どことなく、うれしそう。


朝、畑を見回ると、

みんな生き生きとしています。



夏場の野菜たち、

生育が左右される一番の要因は、

水。


ということで、

定期的に潅水(水やり)をすれば、

野菜は旺盛に育ち、

収量もアップ、となるわけですが、

うちでは、

どんなに雨が無くても、

潅水しません。


それは、

私たち畑に育つ野菜たちに、

長雨であろうが、

干ばつであろうが、

この土地の風土、気象に、

適応した生命力を持つ、

本当の意味での、

“地産”

の野菜になって欲しいため。


そして、

露地に育つ、

生命力あふれる、

そんな旬の野菜たちを、

みんなに食べてもらいたい、

ただ、それだけ。



ということで、

“晴れの日に雨は降らない”

をキーワード?に、

潅水はしません・・・。


もちろん、

ビニールマルチも張りません・・・。



変わってるでしょうか?


変わってるでしょうね~。


収量が多いに越したことはない農家でありながら、

収量がアップすると分かっている潅水を、

しないわけですから・・・。



でも、

自分に嘘はつけません・・・。




さてさて、今日は午後雨が降ってきたため、

野良仕事は中止。


2時間ほどでやんだので、

娘と一緒に、

今年3回目のウナギの穴釣りに、

近くの“さや”(沢)へ向かいます。


1時間ちょっとの時間でしたが、

結果は、ゼロ。


今日も、

モクズガニの“あたり”のみでした・・・。



ちなみに、今日行ったさやは、

こんな感じ。



私の腕が悪いため、

十分お伝えすることができませんが、

それでも、

そこかしこから、

木の精、水の精、石の精たちが、

顔をのぞかせるような、

そんな雰囲気ですね~。



もう私には無理でしょうが、

もしかしたら、

娘には、

あちこちから顔をのぞかせる彼らの存在が、

彼らの息吹が、

届いていたのかも知れません・・・。

  


Posted by とんちゃん at 20:13Comments(2)たまには?遊びも・・・

2010年08月01日

娘と一緒に、裏山へ

いや~、

暑かったですね~。


気温と共に、

湿度もうなぎのぼり。


さらには、

風が吹かず・・・。



そんな中、

田んぼの畦草を鎌で刈り取り。


草刈り機を使うと、

どうしても稲を切ってしまうので、

今年から、

鎌で刈ることにしました。



長い畦を端から刈って行く訳ですが、

ギンギラ太陽のもと、

飲んだ水は、すべて汗となって、

流れていきます。


でも、まあ、

夏だから仕方ありませんね~。


この暑さの中、

田んぼの稲だけが、

嬉々として喜んでいるようでした。




で、夏といえば、

娘が毎年楽しみにしているイベント、

まだ行っていなかったことに気づき、

昼ご飯を食べた後、

裏山へ。


目指すのは、

クヌギ、コナラの木。


そうです、

娘が楽しみにしている夏のイベントは、

カブトムシ&クワガタ採り。


裏山を、5分ほど登ると、

お目当ての木立があります。



近くまで行くと、

染み出ている樹液の匂いが。


これは期待が持てそうですね~。


で、そっと覗き込むと、

いました!



カブトムシの雌です!


他には見当たらなかったので、

カブトムシの雌を網に入れた後、

木を蹴ってみます。


樹上にいるカブトムシやクワガタが、

突然の振動に驚いて、

落ちてくる、というわけ。


が、何本か蹴ってみたのですが、

落ちてきませんでした。


毎年、ミヤマクワガタや、

カブトムシなどが落ちてくるのですが、

今年は、留守だったのかな~?



ということで、

残念ながら雌のカブトムシ1匹だけでしたが、

それでも、

娘は、娘なりに楽しめたようです。



「またね~」

といいながら娘、

手に持つ網の口をあけると、

カブトムシの雌、

大きく羽根を広げ、

あの独特の羽音と共に、

薄暗い木立の中へと消えていきました。




現在販売中の野菜、食品は、こちら。

・新ジャガイモ(アンデスレッド、ニシユタカ他) 各350円(1kg)
・赤米、黒米(はざ掛け天日乾燥。) 各300円(100g)
・干し椎茸(原木栽培の椎茸を、天日乾燥。) 900円(70g)
・杜仲茶 (古来より伝わる健康茶。) 200円(25g)
・小堀谷茶 (手摘み、手揉み、遠赤焙煎の紅茶。) 1000円(40g)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ご注文、お問い合わせは、
 右欄の「オー現在販売中の野菜、食品は、こちら。

・新ジャガイモ(アンデスレッド、ニシユタカ他) 各350円(1kg)
・赤米、黒米(はざ掛け天日乾燥。) 各300円(100g)
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・小堀谷茶 (手摘み、手揉み、遠赤焙煎の紅茶。) 1000円(40g)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ご注文、お問い合わせは、
 右欄の「オーナーへメッセージ」、もしくは、お電話でどうぞ♪
 もちろん、直接お越し頂いてもOKです。

・毎週木曜日の午後、当地域周辺から、
 浜松市中心部あたりまで宅配もしますので、ぜひご利用下さい♪
(宅配の場合は、申し訳ありませんが、1000円以上のご注文でお願い致します。)

ナーへメッセージ」、もしくは、お電話でどうぞ♪
 もちろん、直接お越し頂いてもOKです。

・毎週木曜日の午後、当地域周辺から、
 浜松市中心部あたりまで宅配もしますので、ぜひご利用下さい♪
(宅配の場合は、申し訳ありませんが、1000円以上のご注文でお願い致します。)

  


Posted by とんちゃん at 23:23Comments(0)たまには?遊びも・・・

2010年05月30日

清流に虹が走る!

朝から、うちの娘、

そわそわ。


遊びも、どこか、

うわの空。


時間ばかり気にしています。

(ちなみに、時計は、まだ理解できていません。)



実は、昨日、

娘と川へ釣りに行く約束を。


なぜか?、無性に釣りが好きなうちの娘、

大喜び!



で、草むしりをしたり、

インゲン(この前播種した島インゲン、出芽しました!)に使う支柱を、

竹やぶへ切り出しに行ったりしたあと、

いよいよ、お待ちかねの魚釣り。


昼に来てくれた両親共々、

近くの川へと向かいます。



早速、仕掛けを準備。


といっても、昨年釣りにいったときに作った仕掛けを、

竿に結ぶだけですが・・・。


ちなみに仕掛けは、1号の釣り糸に、

玉浮きをセットし、ハヤ用の小さな袖針のついた0.6号の針糸を結んだもの。


釣りをされない方には、“なんのことだかさっぱり”、だと思いますが、

まあ、ひと言で言うと、

“小さなお魚さん用の仕掛け”

ということになります。



針には、現地調達の川虫を。


今日は、すこし肌寒い川辺でしたが、

水中のびくの中は、ハヤや、カワムツなどで、

にぎやか。


娘も、川虫を探したり、

釣れた魚を、虫取り網で受けたり、

竿を握ったりと、

晩春の川を満喫していました。




玉浮きが、川面に漂いながら、

今までのハヤの“あたり”とは全く異なる反応で、

ゆっくりと沈んでいったのは、

そろそろ帰ろうか、という時のこと。


反射的にあわせると、

・・・、動きません。


一瞬、根がかり(底に針が引っかかった)かと思ったのですが、

次の瞬間、

明らかな魚の生命力が、竿を通じて、

私の右手に!


“・・・、でかい!”


さあ、駆け引きの始まりです!


とはいえ、

仕掛けは小物用ですから、

無理はできません。


魚に引きずられるように、

川を上ったり、下ったり。


そうこうしているうちに、

ジャンプ一閃!


“ん、あの、体色は、まさか・・・。それにしても、でかい!”



薄暮に彩られた清流の川面を走る、

あの体色、あのラインは、

まさに七色の虹。


ニジマスです!



途中、

幾たびもの強烈な突っ込みをかわしつつ、

(ズボンを、ずぶ濡れにしつつ)

流れを利用して、浅瀬によせ、

娘の、

「うわー、なにこれ! でっかいお魚!」

響くなか、

“虫取り網”で、ランディングとなりました。




デジカメ不携帯だったので、

家についてから、写真を。


こちら!


じゃじゃーん。



もう一枚。


じゃじゃーん。



娘の誇らしげな顔!


体長46cm、体重1.1㎏の立派な魚体でした。




早速、内臓を出して、

2枚におろして、塩焼きに。


身の部分も、皮の部分も、

すばらしい風味。


娘も、かんちゃんも、私も、

大満足。


いや~、美味しかったー!



楽しく、笑顔あふれる、

夕餉のひと時となりました。


ごちそうさまでした。


  


Posted by とんちゃん at 21:23Comments(2)たまには?遊びも・・・

2010年01月09日

リクエスト

今日は、朝からそわそわ。


掛け時計を見上げては、

「う~ん、まだだな~。」

と、1人、ぶつぶつ。


いつもなら、1人2役、3役を上手にこなす、

人形たちとの子育ても、

なんとなく中途半端。

「心ここにあらず」といったような風情です。


その原因は・・・。

昨晩、娘とかわした、

近くにある森林公園へ遊びに行くという約束。


この土地で初めて迎えた正月に行って以来、

この時期恒例の、ささやかな娘のリクエスト。

で、今年も、このリクエストに応えることに。

もっとも、“応える”なんていう程のものではないのでしょうが・・・。


ちなみに、娘のお目当ては、

つり橋と、アスレチック、

プラス、おやつ。



ということで、午前中裏山の間伐をしたあと、

昼食を食べてから、

かんちゃんも誘って、

森林公園へと向かいます。


駐車場に車をとめ、

雑木が混じる赤松林の中をいく遊歩道を登りきると、

いよいよ、お待ちかねの、つり橋。


このつり橋。

結構な距離と、高さがあります。

で、毎度のことなのですが、

なるべく下を見ないようにしながら、

風にゆれる橋を、

おっかなびっくり歩を進めていきます。



向こうまで行ったら、折り返し。



かんちゃんと2人、西日の中、

再び、つり橋を渡っていきます。


この“どきどき感”が、いいんだろうな~。

「こわい、こわい。」と言いながら、

また、風が吹くとゆれる橋に立ちすくみながら、

快晴の冬の午後を楽しんでいました。




おっと、忘れる所でした。

おやつのこと。


今日持っていったおやつは、干し柿。

2枚目の写真にて、娘が下げている袋に入っているのですが、

車での移動中も、

遊歩道を行く間も、

つり橋を往復する間も、

片時も離さず、

しっかり握り締められていた、干し柿。


ここまで、大事にされたら、

干し柿も本望だろうな~。


娘が愛してやまない、

大好きな、冬のおやつです。







  


Posted by とんちゃん at 21:36Comments(2)たまには?遊びも・・・

2010年01月04日

打ち初め?

昨晩、といっても、

11時を少しまわった頃でしたが、

実家から帰ってきました。


車のドアを開け、外に出ると、

街中とは明らかに異なる、

張り詰めた冷気と共に、

幾多の星たちが近く、近くに、

ちらちらとまたたきながら、

ありました。


たった3日間、留守にしていただけだったのですが、

新鮮に感じるものですね~。


で、月が照らす、

明るく、静かな木立を望みながら、

また、

またたく星々を見上げながら、

しばしの間いたのですが、

寝ていたところを、

かんちゃんにむりやり起こされた娘が、

「寒いー、寒いー。」と連呼しながら、

車から出てきたため、

急造の星空鑑賞会は、急遽閉幕に。


寝ぼけまなこの娘と共に、

続く坂道を、駆け足で家へとむかいました。




さてさて、今日は、

我が家の仕事始めの日。

とは言っても、

家周りの簡単な片付けや、

シイタケの収穫などをする程度。

本格的な始動は、明日から、

ということになります。


で、そんな様子を見ていた娘が、

持ち出してきたのが、

サンタさんにもらった、バトミントン。


「今日は、風がないから、いっぱいできるね!!」

と言いながらラケットを取り出した娘と、

家前の道にて、“打ち初め”?を。


途中、かんちゃんが加わったりしながら、

日暮れまで2時間ほど、

皆で楽しむことが出来ました。




それにしても、好きなことに対する子供の集中力はすごいですね~。

静かな午後の、やわらかい日差しのなか、

「もうやめる。」なんてひと言も言わず、

ずーっと、ひたすら、羽根を追いかけていました。












  


Posted by とんちゃん at 19:50Comments(0)たまには?遊びも・・・

2009年12月05日

“大使”

今日は、昼頃から雨の予報。

そこで、まずは、掛け場に干してある稲にビニールシートをかぶせる作業を。

刈り取りから2週間ほどたち、大分乾いてきたので、

濡らさないために、一番上にビニールシートをかけます。


風が強かったため苦労しましたが、なんとか終え、

次は、来年の種にする里芋を貯蔵する作業に。

ただ、掛け終わった所で、空を見上げると、

薄日が差し、青空も所々に見えてはいるものの、

断然、雲の占める割合が多い状況。

う~ん、微妙です。

で、どうしようかしばし迷っていたのですが、

段々、雲が流れ、晴れ間が多くなってきたので、

「午後まで天気はもつだろう」と勝手に判断して、

里芋の貯蔵作業を始めることに。


まず、畑の一角に貯蔵するための穴を掘ります。

そして、「さあ、里芋を掘りに。」と思った矢先、

空が厚い雲でおおわれ出し、みるみるうちに暗くなり・・・。

結局、掘った穴と、土を濡らさないよう、

トタンで覆うのが精一杯。

貯蔵作業は、途中で中止となりました。

(この作業の続きは、また日記に書くことにします。)



ということで、結局は、天気予報どおり。

午後はずっと雨となりました。

農家なのに、雨が、

なかでも、静かな“そぼ降る”雨が大好きな私。

そんな日は、本を読んだり、

娘の相手になったりと、のんびり過ごすのですが、

今日は、私の“おもちゃ?”を引っ張り出すことに。

こちら。



アンバサダー2500C、和名:「大使」と呼ばれる、

スウェーデン製のこのリール。

何十年も前に湖に落としてしまったアンバサダーを引き上げた所、

そのまま使えた、などの逸話を持つアブ社のリールですが、

私がこのリールを使いたいと思ったきっかけは、あの開高健。

「裸の王様」などを書いた作家ですが、

私がもっとも影響をうけたのが、

アマゾンでの釣り紀行を記した「オーパ!」という本。

中学の図書館で最初に出会ったのですが、それから2、3ヶ月の間、

ずっと“私の本”になっていたことをなつかしく思い出します。


で、この本のなかで開高健が使っていたのが、

気品漂う風格と、剛健さを兼ね備えたリール、アンバサダー。

当時の小遣いではとても手が出せないものだったのですが、

それから、数年後の大学時代に、意を決して購入することに。

以来、川にて、また、湖にて、

色々なドラマと、記憶をもたらしてくれました。


最近では、もうほとんど使うことはなくなりましたが、

今でも時々引っ張り出してきては眺めるたび、

出会えた魚たちのこと、風景のこと、一緒に行った友のことなどなどが、

はっきりとよみがえってきます。




「釣りは、行く前が楽しい」なんてよく言いますが、

長年連れ添い、手に馴染んだ釣り道具を眺めながら、

そして、ウイスキーでも傾けながら、

思い出にふけるのもまたいいものですね~。




  
タグ :釣り


Posted by とんちゃん at 22:34Comments(0)たまには?遊びも・・・