ヌウとテツの野良日記

ここのところ、

はっきりしない天気が続いているわけですが、

今日も、同じような、

雨が降ったりやんだりの天気。



というわけで、

野良仕事はできないので、、

今日は、ヌウの大好きな、

お餅を作ることに♪



もっとも、

明日は雨模様になるという

昨日の天気予報を信じて、

お餅を作ろう！と決め、

昨晩のうちに、

昨年秋に採れたもち米を一升とぎ、

水につけておいた次第。



で、今朝、

そのもち米を、ざるにあけ、

しばらくおいて、水を切ってから、

例のごとく、軒下に設置した簡易かまどで湯を沸かし、

約１時間ほど蒸して。



そして、蒸しあがったもち米を、

餅つき機へ。



１５分ほどしてつきあがったお餅を、

かんちゃんが、ちぎって小さく丸め、

それに、ヌウが、

うちの大豆を炒って、挽いて作ったきな粉をまぶしていきます。





今では、お金を出せば、

その瞬間に、

様々な食べ物を手に入れることができます。



私も、そんな恩恵をうけている一人なのですが、

こうして、

色々な食べ物を手作りすると、

そこに至るまでの、様々なこと、時間を、

実際に経験し、知ることができて。



今回のきな粉餅。



たとえば、お餅にしても、

播種、育苗、田植え、収穫、天日干し、

脱穀、籾摺、精米をして、蒸し、ついて、

初めて、お餅になるわけですし、

きな粉にしても、

播種、収穫、乾燥、脱穀、

選別したのち、炒って、挽いて、

初めてきな粉になるわけで。



そしてそれは、もちろん、

稲や、大豆、

田んぼや、畑が、

生きていてくれるからこそのもの。



一緒に田んぼや、畑に行き、

一緒に野菜を育て、

そんな野菜から、一緒に食べ物をつくり、

そして、それを、

一緒に口にするまでのすべての過程を、

ヌウと共有することができるということは、

本当に幸せなことだと、

つくづく、そう思います。



もっとも、ヌウが、

どう感じているのかは、わからないのですが、

ははは。




夏も、終盤にさしかかった、

ある、雨模様のお昼時。



おなかも、笑顔も、いっぱいの、

楽しいひと時となりました♪






（から揚げ？のようにも見えますが、一応、きな粉餅です、ははは）