2015年01月21日
梅一輪
年内から、年明けと、
かなり寒い日が続いていましたが、
ここ数日は、
風もなく、穏やかな日和。
天気予報を見ると、
なんとなく、
”三寒四温”のようでもあるので、
春はもうすぐそこかもしれませんね~。
そんな春の足音に誘われて、
裏の畑の梅のつぼみも、
だいぶ膨らんできていたのですが、
今日、先陣を切って、
小梅の花が、一輪、咲いておりました。
この季節、
野山を見渡しても、咲いている花はほとんどないので、
そんな花の蜜や花粉を頼りに暮らしている野良の住民たちにとっても、
厳しい季節なのですが、
もうちょっとすれば満開となる梅の花は、
彼らが待ち望んでいた、
今年最初の、ビックなごちそう♪
梅の木は、
そんな彼らの”いのち”を支えながら、
そして、
梅の実をありがたくいただく私をも支えながら、
いのちを次代へとつなぐため、
ただその、唯一無二の目的のために、
春が来れば、花を咲かせ、
やがて、葉を茂らせ、実を結び、
そして、葉を落として、冬に備えるといった営みを、
毎年、繰り返しています。
”いのち”を次代へとつなぐということは、
もちろん、
自分自身のためにしていることなのですが、
でもその実、
花を咲かせ、葉を茂らせ、実を結び、
茎をのばし、根をのばし、葉を散らす、
そのすべてが、
他の生き物たちの”いのち”を繋ぐことにもなっていて。
これは、梅の木に限らず、
地球上の、どんな生き物たちにもいえること、
ただ、しかし、
たった一つの生き物を除いて、
ということになってしまうのですが・・・。
現代社会において、
そして、
このような仕組み、システムの中で暮らしていくということは、
他の生き物たちすべてが担っている、
「共存」、「共生」という、
地球上に生きる生き物としての使命、ルールを、
多かれ少なかれ、
”捨てさっている”、
ということにもなると思います。
私も、もちろん、
そんな、人間の一人。
なので、これは、
単なるエゴなのかもしれませんが、
しかし、私の、
私だけの思いのみで、どのような形にもなりえる、
この田んぼは、この畑は、
エゴと思われようがなんと言われようが、
害虫や、雑草なんて呼ばれなければならない生き物たちももちろん、
この地で暮らす多くの”いのち”が集い、あふれ、
生を次代へと繋いでいける、そんな田畑でありたいと、
これは、心から、そう思う次第。
早春の里山、
春霞を思わせる穏やかな空に咲く、
一輪の梅の花を仰ぎ見ながら、
ゆっくりと裏の畑をあとにしました。
かなり寒い日が続いていましたが、
ここ数日は、
風もなく、穏やかな日和。
天気予報を見ると、
なんとなく、
”三寒四温”のようでもあるので、
春はもうすぐそこかもしれませんね~。
そんな春の足音に誘われて、
裏の畑の梅のつぼみも、
だいぶ膨らんできていたのですが、
今日、先陣を切って、
小梅の花が、一輪、咲いておりました。
この季節、
野山を見渡しても、咲いている花はほとんどないので、
そんな花の蜜や花粉を頼りに暮らしている野良の住民たちにとっても、
厳しい季節なのですが、
もうちょっとすれば満開となる梅の花は、
彼らが待ち望んでいた、
今年最初の、ビックなごちそう♪
梅の木は、
そんな彼らの”いのち”を支えながら、
そして、
梅の実をありがたくいただく私をも支えながら、
いのちを次代へとつなぐため、
ただその、唯一無二の目的のために、
春が来れば、花を咲かせ、
やがて、葉を茂らせ、実を結び、
そして、葉を落として、冬に備えるといった営みを、
毎年、繰り返しています。
”いのち”を次代へとつなぐということは、
もちろん、
自分自身のためにしていることなのですが、
でもその実、
花を咲かせ、葉を茂らせ、実を結び、
茎をのばし、根をのばし、葉を散らす、
そのすべてが、
他の生き物たちの”いのち”を繋ぐことにもなっていて。
これは、梅の木に限らず、
地球上の、どんな生き物たちにもいえること、
ただ、しかし、
たった一つの生き物を除いて、
ということになってしまうのですが・・・。
現代社会において、
そして、
このような仕組み、システムの中で暮らしていくということは、
他の生き物たちすべてが担っている、
「共存」、「共生」という、
地球上に生きる生き物としての使命、ルールを、
多かれ少なかれ、
”捨てさっている”、
ということにもなると思います。
私も、もちろん、
そんな、人間の一人。
なので、これは、
単なるエゴなのかもしれませんが、
しかし、私の、
私だけの思いのみで、どのような形にもなりえる、
この田んぼは、この畑は、
エゴと思われようがなんと言われようが、
害虫や、雑草なんて呼ばれなければならない生き物たちももちろん、
この地で暮らす多くの”いのち”が集い、あふれ、
生を次代へと繋いでいける、そんな田畑でありたいと、
これは、心から、そう思う次第。
早春の里山、
春霞を思わせる穏やかな空に咲く、
一輪の梅の花を仰ぎ見ながら、
ゆっくりと裏の畑をあとにしました。
Posted by とんちゃん at 18:19│Comments(2)
│日々の徒然
この記事へのコメント
先日はご主人様の留守中に突然お邪魔して失礼しました。
奥方さんとわずかでもお話しできたのは幸いでした。
何年振りかで行った天竜という地がとても遠く感じました。
やっぱ年を感じてしまいます。
それでも前から一度はお会いしたいという気持ちにかられ出かけてみたものの自分の段取りの悪さで空振りというのは全くお馬鹿さんでした。
また是非伺おうと思っています。
その時はしっかり事前連絡の上伺います。
自前の浜名湖の魚を持参なんて考えていますが小生の腕ではそれは全くの神頼み運任せですので期待できぬところです。
ではいつになるかわかりませんがその時はよろしくお願い致します。
奥方さんとわずかでもお話しできたのは幸いでした。
何年振りかで行った天竜という地がとても遠く感じました。
やっぱ年を感じてしまいます。
それでも前から一度はお会いしたいという気持ちにかられ出かけてみたものの自分の段取りの悪さで空振りというのは全くお馬鹿さんでした。
また是非伺おうと思っています。
その時はしっかり事前連絡の上伺います。
自前の浜名湖の魚を持参なんて考えていますが小生の腕ではそれは全くの神頼み運任せですので期待できぬところです。
ではいつになるかわかりませんがその時はよろしくお願い致します。
Posted by eikaiwa at 2015年01月21日 18:39
eikaiwaさん
こんにちは。いえいえこちらこそ、せっかくお越し下さったにもかかわらず、留守にしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。帰宅後、妻から聞くにつけ、お会いできなかったこと、お話を伺えなかったこと、残念で仕方無くて・・・。ここ数年は、なかなか海に行く機会がなく、また、気合?もなかなかわいてこないため、釣り具も納屋の片隅でほこりをかぶった状態になっているのですが、いつかいつの日か、eikaiwaさんのホームグラウンドで、色々とご教授いただきながら、竿を並べ、ゆっくりとご一緒させていただけたら、と夢見ております。
遠いところ、本当に恐縮ですが、ご都合のよろしいときには、またぜひ、お越しいただき、お時間の許す限り、ごゆっくりしていっていただけたらと思います。お会いさせていただける日を、楽しみにしております。
こんにちは。いえいえこちらこそ、せっかくお越し下さったにもかかわらず、留守にしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。帰宅後、妻から聞くにつけ、お会いできなかったこと、お話を伺えなかったこと、残念で仕方無くて・・・。ここ数年は、なかなか海に行く機会がなく、また、気合?もなかなかわいてこないため、釣り具も納屋の片隅でほこりをかぶった状態になっているのですが、いつかいつの日か、eikaiwaさんのホームグラウンドで、色々とご教授いただきながら、竿を並べ、ゆっくりとご一緒させていただけたら、と夢見ております。
遠いところ、本当に恐縮ですが、ご都合のよろしいときには、またぜひ、お越しいただき、お時間の許す限り、ごゆっくりしていっていただけたらと思います。お会いさせていただける日を、楽しみにしております。
Posted by とんちゃん at 2015年01月22日 09:52