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2015年02月06日

昔ながらの、手作りコンニャク作り♪

”ヌウ→私→かんちゃん”

という、我が家の鉄板の、

風邪ひき方程式は、

今冬も、健在でして。



しかも、今回のは、

風邪は風邪でも、

インフルエンザ!



ヌウがもらってきたウイルスを、

私と、かんちゃんも、

ありがたく?、いただくことになりました。



というわけで、

家族3人、大変だったわけですが、

現在は、

みんな、復活♪



あっと、ちなみにヌウ、

学校を休んでいた間の給食のメニューが、

彼女にとっては、スペシャルだったらしく、

布団で横になりながら、

そのことばかりを残念がっていました、

ははは。





さて、ご馳走といえば、

色々な食べ物が思い浮かぶわけですが、

我が家にとって、

この時期のご馳走といえば、

なんといっても、

コンニャク。



いや、作るのにかかる時間と、手間、

そして、なにより、

そのおいしさを考えたら、

コンニャクは、年間を通じても、

3本の指に入るご馳走でしょうね~。



というわけで?、

今日は、今年に入って2回目となる、

コンニャク作り♪



もっとも、うちのコンニャク作りは、

2日がかりなので、

出来上がるのは、明日になります。



で、まずは、

こちら。


昔ながらの、手作りコンニャク作り♪



昨秋に収穫し、

貯蔵しておいた、

コンニャク芋です。



使うのは、

4年生の芋。



つまり、この大きさになるまでに、

4年かかっているというわけです。



この芋を使って、

コンニャクを作っていくわけですが、

その前に、

藁の灰からとった、灰汁を用意。



コンニャクは、

コンニャク芋に含まれる成分と、アルカリが反応し、

あのように固まります。



で、市販されているコンニャクは、

アルカリ剤に、炭酸ナトリウムや、

水酸化カルシウムなどの化学薬品を使っており、

それは、手間がかからなく、

また、

芋が少なくても(つまり、薄いコンニャク液でも)、

確実に固まるから、らしいのですが、

うちでは、灰から灰汁(アルカリ液)を作り、

それを使って、コンニャクを作る、

昔からの作り方で、作っていきます。

(なお、市販のものは、生芋から作るのではなく、

輸入したコンニャク粉から作られているのが、

ほとんどのようです。)



というわけで、

まずは、うちの藁を焼き、

灰汁を作ります。



そして、その灰汁に、

洗い、皮をむいたコンニャク芋を、

すりおろしていきます。




ここまでが、

1日目の作業。



このまま静置しておくと、

固まってくるので、

翌日は、

それを適量ずつ丸め、

1時間半ほど茹で、

完成となります♪





2、3年ほど前、

コンニャクを手作りしようと思い立ち、

でも、薬品を使って固めたくないな~、

なんて思っていた時に出合ったのが、

藁灰コンニャク作りの本。



というわけで、この本を参考に、

早速、藁灰のコンニャクを作ってみたのですが、

固まらず、

見事、失敗。



が、失敗にもめげず、

かんちゃんのお小言にもめげず(ははは)、

作り続けた結果、

ついに成功!



今では、

ほとんど失敗せずに、

作ることができるようになりました♪




市販のコンニャクの匂いが全くしない、

少し柔らかめのコンニャクは、

刺身でも、煮物にしても、

ほんと、おいしくて♪



明日の茹で上がりが、

ほんと、待ち遠しいな~。




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