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2013年12月27日

“手前コンニャク”作り♪

いよいよ、今年も、

残すところ、数日となりました。



とはいえ、

野菜たちと共に歩きながらの百姓ゆえ、

彼らの都合が、まずは優先なので、

実感としてはあまりないな~、

というのが、正直なところ。



ただ、歳を重ねるにつれ、

確実に感じるのは、

やはり、

年月のたつ、そのスピード。



子供のころは、

夏休みや、お正月が待ち遠しく、

早く来ないかな~、

なんて、いつも思ってた気がするのですが、

今では、

このあいだ、お正月をやったばかりじゃん、

みたいな、そんな、感覚。



こんな感じで、

私は、みるみる?歳を重ね(ははは)、

でも、ヌウは、

ゆったりと歳を重ねながら、

同じ年月を過ごしていくんでしょうね。





さてさて、そんな、

暮れも押し迫った今日は、

ご注文いただいた、

“手前コンニャク”作り♪



一般的に、コンニャクは、

コンニャク芋、もしくは、その乾燥粉末と、

炭酸カリウムなどのアルカリ資材を使って作られるのですが、

うちでは、

うちの畑で育ったコンニャクの生芋と、

うちの田んぼで育った稲の藁束のみを使って作る、

昔ながらの、田舎コンニャク。



詳しい作り方は省かせていただきますが、

おおまかには、

藁をもやした灰と、お湯で、

灰汁を作り、

その灰汁に、コンニャク芋をすりおろしながら入れたら、

しばらく静置したのち、

適量をとって丸め、

たっぷりのお湯で茹でていく、

といった感じになります。



この作り方は、

化学薬品を使わず、

藁の灰で、灰汁(アルカリ水)を作るため、

どうしても、アルカリ度にばらつきがでやすく、

というわけで、

最初の頃は、コンニャクが固まらない、

なんていう失敗もありましたが、

なんといっても、出来上がりの風味が、

藁灰の灰汁で作ったもののほうが、おいしいように感じるので、

めげずに作り続けた結果、

今では、なんとか失敗せずに、

作れるように♪



昨日の灰汁作りから、

今日の茹で作業まで、

冬休み真っ只中のヌウと一緒に、

今回も、無事、

手前コンニャクを作ることができました♪




で、お渡しした後、

残りの小さいコンニャクが4、5個あったので、

今晩は、

それを刺身にして、コンニャクを愛してやまないヌウと一緒に、

ショウガ醤油で、楽しみたいと思います♪



晩が、一杯が、

待ち遠しいな~、

ははは。




“手前コンニャク”作り♪

(出来上がった、手前コンニャク。)



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